医薬品用原薬
ホビオン社は厳密な薬事法対応の下で高水準のプロセス化学と高度な製造技術の専門性を要求される難度の高い製品の開発及び製造をすることに注力しています。
医薬品用原薬の提供
ホビオン社は原薬のプロセス開発及びGMP製造に注力しています。50年以上にわたる実績から堅牢且つ効率的なプロセス開発に必要なノウハウを持つ技術スタッフを獲得しただけでなく、新規化学物質のいかなる開発段階を通して優先すべき目標を明確化できる体制を築く能力を獲得しました。必須の作業を適切な時に最も効率的な方法で行うことは容易ではありません。これを実現するためホビオン社では自社ガイドラインEDaM(Excellent Development & Manufacturing)を策定しました。EDaMにはホビオン社の長年のノウハウが組み込まれているだけでなく、Britest、クオリティ・バイ・デザイン(QbD)、リーンシックスシグマ生産方式といった最新の方法論も取り入れています。このEDaMを用いることにより、ホビオン社はお客様のプロジェクトに最新且つ最適な医薬関連の科学を適正なコストで必要な時に提供します。
高度専門性
ホビオン社は医薬品用原薬製造プロセスに対する高度専門性に注力しています。
主たる事業分野における専門性
医薬品用原薬の開発と製造の経験に基づき、ホビオン社は極低温反応、水素化反応、フッ素化反応といった重要な製造分野における類い稀な高度専門性と製造設備を保有することでほぼ全ての化学反応を取り扱っています。また、高活性化合物を取り扱う為、1.0 μg/m3 OEL以下の製造施設への投資も行っています。
極低温反応
ホビオン社は製造プロセスの開発段階から大規模な商業生産に至るまで、GMP環境下において低温反応工程を実現できる豊富な経験と施設設備を有しています。極低温反応は全ての製造所で保有し、最大容量10,000リットルの釜を用いてマイナス150℃までの反応を起こすことが可能です。
水素化反応
ホビオン社では均一系触媒と不均一系触媒を用いた水素化反応プロセスの開発に広範な技術を有しており、既に大規模実生産において年間数百トンの水素化反応技術を実現しています。また、最大6,000リットルの反応釜と10〜25バールの圧力を用いた生産も可能となっています。
高活性原薬
ローレス製造所とニュージャージー製造所では1.0 μg/m3 OELのレベルまで高薬理活性化合物を取り扱う生産設備を保有します。また、その両方の製造所にて高薬理活性化合物のスプレードライ化も可能です。この2件を兼ね備えることは製薬業界では珍しく、お客様にひとつの製造施設内で高薬理活性原薬の合成からスプレードライ加工、分散体の供給までを提供することができます。