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Press Clipping / Mar 17, 2017

ポルトガルの製薬会社Hovioneが大阪に進出

JETRO / ジェトロ,2017年03月17日

ポルトガルに本社を置く、老舗製薬会社であるHovione外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますが2016年6月、大阪に日本駐在員事務所を開設し、 2017年2月にホビオン株式会社を設立した。

同社は、1959年の創業以来50年以上にわたり、原薬や化合物の研究開発と製造を行っており、特に吸入剤などの分野で高い技術を持っている。海外では、米国、マカオ、アイルランドにも製造工場を保有。日本では、代理店経由で大手製薬会社を対象に主にジェネリック医薬品(後発薬)向け原薬販売を行っているほか、受託開発製造、粒度設計などにも従事している。

今後は日本法人の医薬品製造販売認可や日本で販売する原薬の追加承認申請等を進めていく。

日本拠点設立に際し、ジェトロ対日投資・ビジネスサポートセンター(IBSC)は、拠点設立にかかるコンサルテーション(登記・労務・税務)、個別招へい等支援を行った。

 

JETRO / ジェトロ

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樋口商会ホビオン社プロモーションに協力 CDMOサービス国内認知度向上へ 樋口商会と医薬品開発製造受託(CDMO)のグローバル企業であるポルトガルのホビオンファルマサイエンシアはこのほど、プロモーション業務協力にいたった。ホビオンの製剤サービス事業の広報、宣伝活動に樋口商会が協力することで、日本国内でのホビオンブランドの認知度向上や新規顧客の獲得を狙う。樋口商会は医薬・製薬分野の商社として半世紀ほど事業を続けており、海外製品を中心とした医薬品添加剤、製剤機器や分析試験機器といった製品群を国内の製薬メーカー、製剤研究所、工場に販売してきた。近年は得意としている経口固形製剤に加え、経皮吸収製剤や注射剤、高薬理活性製品などの販売にも注力している。ホビオンはポルトガルのロウレスに本社を置くCDMOの会社で、原薬、医薬品中間体、医薬品をグローバル市場で展開している。ポルトガル、米国、アイルランド、中国の4カ所にFDA(米国食品医薬品局)査察を受けた製造所を、ポルトガルと米国に開発研究所を持ち、スプレードライ、錠剤連続生産、インハレーションなどのCDMO技術を得意とする。1960年代から日本の製薬会社と取引を行っていたが、取引関係を一層緊密にするために2017年に日本法人を設立。新規顧客を開拓し、日本市場でのシェア向上を目指している。ホビオンの日本法人によれば、日本の主要製薬会社はグローバル展開を非常に強化している状況で、同じくグローバル展開を加速するホビオンにとっても、日本市場を攻略するうえで、国内の主要な顧客との関係を構築、強化することが必須となっているという。4月1日に両社は協力関係を締結した。日本法人が主体となり、樋口商会の国内ネットワークを生かしたプロモーション事業を協力して行い、スプレードライを中心とした製剤技術など、CDMOサービスの認知度を高めていきたい構えだ。樋口商会の中村龍彦副社長は「当社の経験を生かして積極的に取り組んでいきたい」と意気込む。 化学工業日報

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